ども、池田@200Xです! 今回のトラサビ列伝は業務用「シューティング ラブ。2007」の紹介記事、第2回です。どうか最後までお付き合い下さい。
【シューティング ラブ。2007 -2回目- 】
【ロケテスト】

2007年2月のAOU出展後、着々と完成に近づいた「シューティング ラブ。2007」は、4月13~4月15日(クラブセガ新宿西口、クラブセガ秋葉原)5月11~13日(新宿ゲーセンミカド)の2度に渡り、開発ロケテストが敢行された。ロケテストバージョンにはAOUで実装されていなかった「エクスジール」のステージ6とボンバーボタンの他、「シューティング技能検定-業務用-」の検定種目「8bit」「決着」「クイズ」等もしっかり実装され、製品版にほど近い内容となっていた。ロケテスト中のインカムは各所で平均100プレイ(売上 10,000円)越えを果たし、トライアングル・サービスの新作に対する期待感を伺える結果となった。なお、新宿ゲーセンミカドでのロケテストでは、「対戦プレイ」の調整具合を確認するため、ロケテストでありながら「シューティング技能検定 対戦トーナメント大会」が実行された他、会場には、BGMの再生状態を熱心に確認する「WASi303」氏(「8bit」作曲)の姿もあった。

【SEGAプライベートショー出展】
2回目のロケテストと同日の5月11日、SEGA社がマスコミ、オペレータ向けの内覧会「セガ プライベートショー 2007"SPRING"」を開催。ここにも「シューティング ラブ。2007」が出展された。なおROM提出のタイムラグにより、ここで出展公開された基板は、同日の新宿ゲーセンミカドで稼動していたものより古いバージョンとなっていたとのこと。
![pri_ss[1].jpg](http://www.triangleservice.co.jp/lovelog/pri_ss%5B1%5D.jpg)
・「リズム天国」や「WORLD CLUB Champion Football」新作など(ITmedia Games)
・「SEGA PRIVATE SHOW 2007 SPRING」開催!(電撃オンライン)
・"セガ プライベートショー 2007 スプリング"が開催(ファミ通)
・「セガ プライベートショー 2007"SPRING"」開催(GAME Watch)
【最終調整~発売】

2007年6月某日 デバッグと最終調整並びにSEGA社の品質管理チェックを終え、遂に「シューティング ラブ。2007」のマスターアップが完了、同じ頃「週刊ファミ通」などのゲーム雑誌に紹介記事も掲載された。今回、NAOMI-GDROMの生産終了を受け、基板単品の販売としては、2001年の「ゼロガンナー2」以来、約6年ぶりとなるカードリッジ式ROM供給(「ダイナマイト刑事EX~アジアンダイナマイト」の発売が遅延したため、NAOMI-ROM再開第1弾が当作)となり、発売日も7月27日と決定された。なお余談だが、新品基板に付属する説明書やインストカードは藤野社長が一枚一枚袋詰め作業をしてから出荷されている(たまたま、その作業中に居合わせたんですが、なんだか感動しちゃいました)。

【販促活動】
2007年7月27日、ゲームセンター、アミューズメント施設におけるビデオゲームジャンルの市場は2004年の「トライジール」の頃よりも縮小傾向の状態(はっきり言えば、売れなかったといわれる「トライジール」ですら、2009年現在のレベルでいうと「普通の売上」)であったが、そんな逆境の中「シューティング ラブ。2007」は好調なセールスを記録、全国のロケーションに初回数百枚が出荷された(出回った正確な数字は大人の事情で書けませんが、発売日と価格帯が近い「トリガーハートエグゼリカ」「式神の城III」「雷電IV」に全く引けを取らない数字です)。発売後、藤野社長は「基板を購入してくれたロケーションに、お礼と恩返しがしたい」と考え、主に稼動ロケーションに向けた販促活動を実行する。
例1)販促配布用 あなたのゲーマー年齢は? B全ポスター製作

例2)アーケードシューティング史上初の全国大会
「シューティング ラブ。甲子園」開催
例3)シューティング ラブ。2007 サントラCDの発売
![pa.102184.2[1].jpg](http://www.triangleservice.co.jp/lovelog/pa.102184.2%5B1%5D.jpg)
例4)格闘ゲームクラブイベント「DF2」に「シューティング ラブ。」が参加
「シューティング ラブ。甲子園」はNETで公募した日本全国15ヶ所のゲームセンター(一部、家庭用ゲームショップとbarで開催)で2007年9月から11月23日(ゲームの日)まで行われた「シューティング技能検定-業務用-」の2P対戦ゲーム大会である。急ごしらえの企画だったにも関わらず、総参加者はのべ200人以上にのぼり、藤野社長も全予選店舗に出向き、ロケーションスタッフや多くのファンとの交流を深めた。また、藤野社長とINHのスタッフが全ての予選店舗に同行した要因は、今まで前例のない「シューティングゲーム大会運営実践サンプル」を今後のために我々が直接的に各ロケーションやユーザーに向けて提示をしたい・・・という配慮でもあった。大会期間中には、雑誌「月間GAMEJAPAN」が「シューティング技能検定-業務用- 対戦攻略記事」を掲載して話題をバックアップし、更に予選開催日程後半の店舗には、サプライズゲストとして「式神の城シリーズのプロデューサー 須田直樹」氏、「WASi303」氏、「佐藤豪」氏ら、他メーカー所属のゲーム開発者も参加し、ファンを喜ばせた。全国の代表選手が出揃った最終日11月23日、クラブセガ新宿西口店決勝大会には、下手な格闘ゲーム大会の参加人数を大きく上回る、60名以上のファンが終結、「シューティング ラブ。甲子園」は、ゲーム1タイトルの販促活動の枠を越えた盛況ぶりで幕を閉じた(「シューティングラブ。甲子園」の模様はダイジェストで「シューティング ラブ。200X同梱特典ナイスDVD2!」に収録されています、当時の熱い状況が少しでも伝われば幸いです!!)。また、藤野社長は大会とは関係なく、可能な限り「シューティング ラブ。2007」を稼動してくれたロケーションに足を運び、折り目の付いたポスターを新品のものに「手渡しで交換するサービス」を実行している。(基板に付属する「あなたのゲーマー年齢は?」ポスターの多くが、購入先によって郵送の際「折り畳まれてしまった」ためだ)そんな、発売以降約半年に渡る地道な販促活動が形となり「シューティング ラブ。2007」は、発売から時間が経過した現在でも各地で「大会」 「対戦会」 が開催されるほどのロングヒットタイトルとなった。
※「シューティング ラブ。甲子園 (初期)企画書」 です。当初は「シューティング ラブ。キャラバン」という大会名でした。そういえば、車で全国回るという物凄い破天荒な案もありましたね(笑) 【補足情報】

・「シューティング ラブ。甲子園」が海外マスコミ取材を受けました。

・「シューティング ラブ。甲子園」優勝者ネイチャー氏のブログ
今回はここまで!次回「トラサビ列伝」は「シューティング ラブ。2007 -3回目-」(こちら)です、お楽しみに!! 引き続き「シューティング ラブ。200X」と「シューティングラブ。ログ」を宜しくお願い致します!!






