トラサビ列伝 イベント用タイトル と 幻の新作バロップ!

ども、池田@200Xです! 今回のトラサビ列伝は「射ウォッチ」以外の「イベント用タイトル」と幻の新作「バロップ!」についてご紹介します。


【シューティング ラブ。8 -8人対戦版-】

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内容は「シューティング技能検定-業務用-」の8人同時対戦が可能なゲームであり、WINDOWS環境で動作するため、プレイは「USBパッド」で行われる。元々は2008年2月に北海道ゲームショップ1983で開催された「まったり札幌ゲームショー#8」用に開発された「イベント用タイトル」だが、後に最新作「シューティングラブ。200X」にも収録されることとなる。(Xbox360はハードの制約上、4つまでしかコントローラーが繋げないので同時プレイ人数がやむなく「4人」に縮小されたが、タイトルは「8」のままだ。これは、そもそもタイトルを「8」とした理由がトライアングル・サービス・シューティングを「XIISTAG」から「リフティング×3」「シューティング技能検定-試用版-」「射ウォッチ」を含めて数えて、本作が丁度「第8作目にあたる」という意味のためだ) 2008年2月時点で「隕石を破し続けろ」「棒グラフのリザルト画面」等、既に「シューティング ラブ。200X」収録の「4人対戦版」とほぼ同仕様が実装されていた。プレイ感覚的に「シューティング ラブ。8」は通常の「2人対戦」時のような緻密な戦術や駆け引きを楽しむというよりも、豪快に複数の機体がゴチャゴチャと入り乱れた対戦を楽しむパーティゲームといえる。パーティゲーム的といえど、8人同時プレイ可能なシューティングゲームなど(2008年2月当時)一切存在しなかったため、見た目的には強烈なインパクトを放っている。なお「8人対戦版」は2008年6月の「ゲームショップ1983東京出稼ぎイベント」でもプレイアブルで登場した。

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余談だが、 「シューティング ラブ。甲子園」終了後、私は藤野社長へ「次回作の対戦では機体セレクト(機体性能差)を追加してほしい」「対戦をメインとした乱入できる仕様に」等、これまで以上に「駆け引き」を重視する要望を良かれと思いリクエストした。しかしその数ヵ月後、北海道で「シューティング ラブ。8」を見たときに「そうか、藤野社長が目指す場所はそこじゃない」と、改めて自分の発言を恥じる思いになった。そう、「シューティング技能検定」は、もともと「シューティングゲームのニッチ化を否定」したゲームデザイン、それゆえ「対戦」に関しても、そのベクトルは同質でないと全く意味がない。「シューティング技能検定 対戦モード」が「対戦格闘ゲーム」と同じような進化をしたところで、いずれは昨今の「シューティングゲームシャンル」「対戦格闘ゲームジャンル」同様、ユーザーの間口は狭くなり、閉鎖的かつ、多くの人たちが気軽に楽しめるゲームではなくなってしまうからだ。よって前述のとおり「シューティング ラブ。8」は「詰め将棋のような駆け引き」「駆け引きから生じる極度な緊張感」とは異なる「皆でワイワイ笑顔で盛り上がれる」パーティゲーム的発想で開発されている。そして、この発想こそが「藤野作品」最大の個性と魅力であり、昨今のアーケードビデオゲームジャンルに最も欠けている要素なのだ。


【究極外電プラン】

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2008年8月、「池袋GiGO」で開催された「3大シューティング祭」に登場した「イベント用タイトル」。タイトル名はもちろん「東亜プラン」「セイブ開発」両社の「あれ」の掛け合わせだ。当作は同イベントでの「藤野社長スライドショー」における、「名作と呼ばれる縦スクロールシューティングゲームの考察」説明の際、モニター上でのみ登場したゲームだったが、実際は「シューティング技能検定-業務用-」のグラフィックをベースに敵キャラを新規に追加し、キチンと単体のシューティングゲームとしてプレイできるよう開発がなされている(もちろん敵キャラには「あれの敵キャラ」的アルゴリズムが組み込まれている)。余談だが、以前、呑みの席で私と有限会社M2代表堀井氏で「藤野社長が開発したエンジンで動く雷電シリーズが遊んでみたい」といった会話で勝手に盛り上がったことはあったが、イベントで当作がモニター大写しにされた時には、まさか!と本当に驚いた。またいつか、機会があれば(是非とも次はプレイアブルで!)登場して欲しいタイトルだ。なお、このイベントは10年以上の時を越えて甦った、有名シューティングゲームシリーズ「サンダーフォースVI」(SEGA)初お披露目に多くのファンの注目が集まっていたため、300人以上の観客(ほとんどがサンダーフォースのファン)の前で、大トリに出演した藤野社長は非常にやり辛そうであった(笑)


【バロップ!】

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「バロップ!」は、もともと2007年2月の「アミューズメントエキスポ SEGAブース」「シューティングラブ。2007」と同時発表される予定だった、トライアングル・サービス「幻の業務用新作ゲーム」だ。ゲーム内容はシューティングゲーム以外のジャンルとなり、また、操作系も今時珍しい「特殊コントロールパネル」を採用している。2008年2月の「まったり札幌ゲームショー#8」でも少しだけゲーム画面が公開されたのだが、2009年現在、残念ながら諸般の事情で発売予定は未定となっている。しかし、藤野社長の「バロップ!は、いつか何かの形でリリースしたい」という意向より、現時点ではゲームの詳しい内容について発表しないことになった(北海道で「バロップ!」を見た皆さんも、「まだ、システムの詳細はネタバレさせないでね♪」とのこと)。その代わり、「バロップ!」に出てくるキャラクターイラストを公開したので是非ご確認を。ファンの皆さんは、どうか「バロップ!」正式発表を首を長くして待っていて欲しい。

<バロップ!のキャライラスト>

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以上を持ちまして2002年-2008年までのトライアングル・サービス作品紹介記事はひとまず終了です。稚拙な長文にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。この「トラサビ列伝」をきっかけに1人でも多くの方々が「トラサビ作品」に興味を持ち、ゲームセンターや家庭用ゲーム機で遊んでいただけたら、幸いでございます。当初、「トラサビ列伝」は、もっと文字数少なめでサラっと纏めるつもりだったんですが、こういった軌跡(過去作品紹介とか)って、メーカー大小問わず、アーカイブ化されてる例が極めて少く、この機に気合を入れて纏めさせて頂きました。また、「トラサビ列伝 序章」の記事中で申し上げたとおり、トライアングル・サービスは藤野社長が1人で運営しているメーカーです。不景気だっつーのに、ふんぞり返って他者の批判以外に行動しない「口だけクリエイター」が多い中、藤野社長の「たった1人でもこれだけのことができる」という行動力と実績は、もっと評価されるべきだと感じますし、また、それらの実績は「才能」と「努力」なしには、決して成しえることはできなかったはずです。「トラサビ列伝」を書いていくにあたり、自分は藤野社長という「本物のクリエイター」が手掛けた作品群をリアルタイムで体感できる幸運に、喜びと感謝の気持ちで一杯でございました。そして今後も、いちユーザーとして「トライアングル・サービス」を全力で応援したい所存です。それでは、2月19日発売「シューティング ラブ。200X」 及び、近い将来必ず登場するであろう「まだ見ぬ新作トラサビ作品」にどうかご期待下さい。引き続き当ブログをよろしくお願い致します!!! 

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