-ZERO -ジェ○

遅くなりましたが「シューティング ラブ。200X」発売おめでとう御座います。
今作の追加ゲーム「-ZERO」に楽曲・音源提供をさせて頂いたshowerheadzです。

昨年の夏前位でしょうか、藤野社長からお電話を頂き「ちょっと書いてよ...」とお誘いを受けました。

以前から、サントラをリリースする度に藤野社長にはお渡しし、やっとお声をかけて頂きました。 改めて、ありがとうございます。

NAOTOさん、WASi303さん、佐藤豪さんという名立たる作曲家の皆様の仲間入りが出来て非常に光栄でした。

早速、某所トライアングル・サービスさんの開発現場に行き、打ち合わせをしました。
途中、道に迷いました。

そこには既に「殆ど完成している『-ZERO』」がありました。
驚きました。様々な制作現場にお邪魔していますが「既に完成しているモノ」に音を付ける、というのは初めてです。

打ち合わせは10分程度。
藤野社長からのリクエストは「ステージクリアする毎に音が増えていく」「最終面で曲として聴ける」「暗いんだけど最後はハッピー」と言われて終了です。
全く意味が分かりませんでした。

効果音に関しても制作させて頂きました。 特に指示はありませんでした。

その後はお茶を飲みながら「ア○リ○横断ウル○ラクイズ」のサントラを二人で聴いて、「ココ(ストリングスの駆け上がるトコロ)良いよねぇ~」とか「成田はジャンケンだっけ?」「ハワイで何人降りられるんだっけ?」と「アメ○カ横○ウル○ラクイ○」の話しばかりして、打ち合わせは終了。

自分の制作現場に戻り、一日考えて、まずはオープニング曲を作りました。
30分位で出来ました。(曲自体20秒程度ですし...)

そして、藤野社長のリクエストに応じて本編の楽曲の制作に入りました。
制作途中にアタマを過ぎる言葉は「NAOTOさん、WASi303さん、佐藤豪さん...」の名前です。
そして、トライアングル・サービス様らしい楽曲を提供しようと...出来るだけ自分のカラーを押さえよう...と頑張りました。

バージョン1の楽曲が出来ました。 藤野社長に送りました。

藤野社長から夜中の0時に電話がかかってきました。
「いぇ~い!納得いっていないでしょ?」
正直に答えました。 「ええ...で、お願いなんですが...東京ゲームショー(TGS)の後に、もう一回差し替えて良いですか?」とコチラからお願いし、快諾して頂きました。

ボツです。 プレッシャーでした。
バージョン1の楽曲は昨年(2008年)のTGSで発表になったバージョンです。

更にバージョン2を作っている最中に、効果音に対しても(また、夜中に)リテイクが来ました。

「もっと『ドーン』というか『チュン』って感じで」
「え?」
「ん~...『ドカーン』というか『チュン』って感じで」
「え?『チュン?』」
「そう」

効果音に関しては以上で完了しました。
しかし、曲は全く進みません...バージョン2を作り始めて2週間放置しました。
そして、藤野社長に送りました。

「...格好付けたでしょ?」
「格好良かったですか?」
「ん~...格好いいけど、もっと馬鹿っぽい方が良い。 オープニングみたいな...」
「え?」

はい、ボツです。
そして、いよいよ、バージョン3です。

ここまで来ると見えました。 「馬鹿でしょ?馬鹿。 馬鹿になったら良いんでしょ?」と開き直りました。

果たして...藤野社長は2回のリテイクを出し、バージョン3の楽曲は納得いったのでしょうか?

後日、聞きましたが...WASi303さんは過去全て「ノーリテイク」だったそうです。

その「馬鹿になった」バージョン3が製品版の楽曲になっています。
何時の日か、ボツテイクも含めた楽曲が何かに収録され、日の目を見る事を期待しております。

藤野社長が「シューティングってのは、演歌みたいなもん」というのであれば「シューティング音楽界のジ○ロ」を目指しているshowerheadz 200Xです。

是非、「-ZERO」を楽しんで下さい。
サウンドチェック中、ズーッと遊んでいました。
シンプルだけど本当に面白い作品です。

※ちなみに1面では曲は鳴っていません、効果音のみです。 2面以降から曲が始まり最終面で本当の楽曲になります。