2013年3月バックナンバー

元・龍神TSPです。
ついにトライアングル・サービスの公式サイトにて新作『シューティングラブ。10周年 ~XIIZEAL & ΔZEAL~』の情報が公開されましたね。
10年前(正確には11年前ですが)の作品を再びこうして公開するなんてなかなか出来た事ではありません。
今から10年前に作った作品を今発表しても受け入れられるという自身と10年前にやってきた事が間違いでは無かったんだぞという藤野社長の強いメッセージが感じられます。
そしてトライアングル・サービスは設立から10年が経った今でも色々とカタチを変えつつもシューティングゲームを出し続けています。
10年間変わる事の無い「シューティングラブ。」とても素晴らしいですね。

10年という長い時間は人に「成長」と「変化」をもたらします。
みなさんは10年前の自分と今の自分を比べてどう思いますか?
僕はというと.........あまり成長したという実感はありません。
しかし、昔の自分と今の自分を一つずつ冷静に比べてみると良い方向に変化してる点がポツポツと存在します。
10年という時間が変えるのは人だけではありません。
環境も時代の流れと共に変化していきます。
人は変化し続ける環境に意識的に、或いは無意識的に適応しようとする生き物です。
その過程で自分の気づかない内に成長していたのかも知れません。

一度も失敗する事無く成長してきた人間なんて居ません。
トライ&エラーを何度も繰り返して人は成長していくのですから。
「ここは中型機を放置すると危険だから早めに処理する」
「ここは左下から少しずつ右に移動すると比較的安全だ」
「ここはどうしても安定しないからボムを使う」
シューティングゲームをプレイした事のある人ならお馴染みのこんな経験もトライ&エラーから生まれた成果ですね。

人は産まれた時は自分では何も出来ず何も知りません。
やがてハイハイを覚え、何度もテーブルに頭をぶつけるかも知れません。
それでも長い時間を経てテーブルを避けて歩く事を覚えます。
自分が不快にならない為に自分を成長、変化させる事をごく自然に選択するのです。
言葉を話せる様になり中学校に入学する年齢になってもテーブルに頭をぶつけ続けて
「こんな所にテーブルがあるのが悪い!別の場所に動かせ!これが理解できない親は無能だ!」
なんて10年も言い続ける子どもは居ませんよね?

以下本題

ナイスDVD2 UNIT-1動画収録までの軌跡 その4 その時は来た

悪夢が正夢になってから3ヶ月。
「3面のボスを14倍で倒し、尚且つベストでなくともそれに近いランダム運を引き当てれば抜ける」
決して甘く見てた訳では無い。
だが目標のスコアに届く気配は全く無かった。
ランダム要素の多いこのゲームでは3面のボスを高倍率で倒せるかどうかは運の要素が強く
その後の5面のボス、ラスボスも高倍率で倒す為のザコの動きがランダム。
ボスの素点が高いこのゲームでハイスコアを出すにはボスを高倍率で倒す事が絶対条件となっていた。
キャッツアイ清田店でこのゲームのクリアを目指していた頃は3面のボスを見て
「全一を狙う人はこのボスで高倍率を出す為に何度もやり直すんだろう、大変そうだなぁ」
などとのん気な事を考えていたが、あの時はまさか自分がその立場になるとは思ってもみなかった。

5月中旬
「シューティング ラブ。2007」のXbox360への移植が正式にアナウンスされてから3ヶ月。
攻略DVDの製作があるならもうそろそろプレイヤーを決める頃だ。
3ヶ月の間、ハイスコアを狙えるパターンを引き当てる為に数をこなしたが成果は無し。
「諦める」という選択肢が頭の中に浮かぶ。

「この土日で結果が出なかったらゲームセンターに通うのは止めよう」
そう心に決めて最後の週末に全てを託す事にした。

その週は夜勤で深夜12時から仕事。
土曜日は仕事が終わったらすぐに札幌行きのバスに乗る必要があり睡眠時間は札幌に着くまでの短い時間。
睡眠不足の状態で夜の最終バスまでの短い時間の間にプレイしても成果は出ないだろうという事でホテルを予約する事にした。
予約したホテルは何を思ったのかカプセルホテルでは無く、本格的な比較的値段の高いホテルだった。

そして土曜日。
札幌に着いてすぐにスガイパワープラントプルプル(以下スガイ)に直行。
5時間程頑張ってみたものの成果なし。

仕方が無いので気分転換の意味も込めてホテルへ行きチェックインを済ませる事にした。
初めて行く場所なのでしばらく迷う。
見つけたと思ったら同じ系列の別店舗だったりなかなか見つけられない。

やっと目的のホテルを見つけた頃には午後5時になっていた。

部屋の中を確認したら流石はチェーン展開してるホテル。
とても清潔な室内に良く眠れそうなベッド。
思わずベッドへ自分の身を投じる。
とてもいい匂いだ。
このベッドなら間違いなく快眠できるだろう。
そんな事を考えつつベッドの上で目を閉じる。




しまった!
ベッドがあまりに気持ちよすぎて眠ってしまった。
時間を確認すると午後9時!4時間のタイムロス!
急いでホテルを出るとスガイへと急いだ。

スガイへ到着して1度目のプレイ。
眠気は無くなったがまだ目が覚めていない。
3面の回転砲台地帯で連続ミスして終了。


そして2回目のプレイ。
その時は来た。

順調にプレイを進めていき3面のボスを14倍で撃破。いきなりチャンス!
そのまま5面のボスも時間切れギリギリまでスコアを稼いだ上で16倍で撃破。
これ以上無いチャンスを逃すまいと集中する。

そして到達した最終ボス。
ここで失敗すればせっかくのチャンスが無駄になってしまう。
冷静に敵の攻撃をかわしつつまずはボスの目に倍率を掛けつつ破壊する。
1つ目は...4倍!イマイチだが落ち込む暇は無い!
その後のビットも冷静に対処。
2つ目は...14倍!16倍ではないがさっきよりは良い。
難関の第2ビットも突破!後はボス本体を16倍を倒すだけ!
岩と弾を避けつつボスの体力を削っていく。
ホテルでの睡眠により集中力はバッチリ。
ボスの体力が数ミリになった所で溜め撃ちを準備。
左右からザコが来るまでひたすら耐える。
そして左右からザコが登場。
ザコがボスの前で交差するタイミングで僕は人差し指のボタンから指を離した。


×16


エクスジール最後の敵を最高倍率で破壊する事に成功。
画面上に弾が残って無い事を確認してから画面の左上を見る。
画面の左上には公式ランキング1位のスコアとほぼ同じ数字が表示されていた。
パスワードをメモした後、携帯電話で公式ランキングのスコアと自分のスコアを比較する。

結果はこちらのスコアが2万点程上回っていた。
やった。
3ヶ月の努力がようやく実を結ぶ結果となった。


それから3~4日後
藤野社長とKONAKENの藤崎景子さんからメールが届く。
内容は「シューティングラブ。2007の攻略DVDのエクスジールUNIT-1の担当プレイヤーになって欲しい」というものだった。

遂に僕は以前からの夢だった「ゲームの攻略DVDのプレイヤーになる」という夢を勝ち取ったのだ。

~つづく~
| コメント(0) | トラックバック(0)
...結局前回の投稿から結構な時間が経ってしまいました。
元・龍神TSPです。
一応、どんな内容にするかは頭の中で纏まっているのですが
いざ文章にしてみると不自然だったり、他人から見ても理解できる内容にしようとすると
中々納得のいく文章が書けないものですね。

と言い訳はここまでにしてコミュニティというのは非常に素晴らしいものだと思いませんか?
人間は孤立すればただの個人ですが複数の人間が集まればそれはグループとなり
同じ行動を求める人間同士がグループを形成すればそれは同じ人数の個人以上の力となります。

シューティングゲームが冬の時代と言われつつも生き延びてるのはコミュニティの力が大きいと思うのです。
インターネットが普及し少数ながらも確実に存在するシューティングファンが
それぞれが持つ「ラブ。」を簡単に伝え合う事が出来る様になりました。
ゲームセンターや友人の家まで行かなくても、自宅のPCから各種携帯機器から好きな話題について会話が出来るなんて
まさにインターネット万歳!と言ったところでしょうか?

しかし残念ながら同じコミュニティに属していながら、他人を傷つける事が正しいとばかりに排他的な行動を起こす人間も居ます。
人間の思想、感情は全て同じではなくそれぞれ個別ですから意見の相違などはあって当たり前です。
しかし自分の考えを押し付け、他人の考えを全て否定するのは生産的とは言えません。
出来れば避けたいものです。

更に酷いのは周囲に不利益を与えているコミュニティでもないのに
ただ自分の都合だけでコミュニティを潰そうとする人間、いわゆる「アンチ」と呼ばれる人種です。
コミュニティの内容が気に入らないから、コミュニティが縮小していく姿を見るのが楽しいから
そんな理由で人間同士のつながりを潰そうとするというのが残念でなりません。
潰そうとしてるコミュニティ側の人間になりすまして自作自演を始めたりしたらもう末期です。救い様がありません。

以下本題 ※今回嘘みたいな場面がありますが、若干の脚色はあるものの基本ノンフィクションです。


ナイスDVD2 UNIT-1動画収録までの軌跡 その3 実力だけじゃ

公式スコアトライアル終了から2ヶ月
ハイスコア競争は勢いを落とす事無く公式のインターネットランキングUNIT-1トップのプレイヤーも何度か入れ替わる状態になっていた。
僕が初めてUNIT-1を全一を獲得した時から3度目の締切日前、僕はUNIT-1のトップになれずに居た。
一週間前に非常に惜しいプレイがあったのだがラスボスを16倍ではなく14倍で倒してしまい公式ランキング1位を逃してしまう。
ラスボスを仕留める時の溜め撃ちで巻き込むザコが一体少なかった、ただそれだけの理由である。

もう少しでスコアを抜けるという事でどうしても勝ちたかった。
いつもは午後7時の最終バスで帰宅するのだが
スコア集計締切日翌日の仕事が夜からという事で知り合いの家に泊まる事を許可してもらい閉店まで頑張る事に。

スコア締切日当日。
その時点でのトッププレイヤーはナイスDVD2でUNIT-4を担当したUMC氏(以下ふなっこ氏)。
今回プレイの場所に選んだのはパロ札幌駅前店。
駅前にある店だけあって大勢に人で賑わう店だった。

そして午後10時30分頃遂にその時の公式ランキング1位のスコアを700点上回るスコアを出す事に成功。
目標達成記念にその後プレイしたシューティング技能検定で初めての18歳を達成。
そのまま気分を良くして知り合いの家で宿泊。目覚めもバッチリで上機嫌のまま帰宅し夜の仕事に向けて睡眠を取る事にした。




夕方頃
凄く嫌な悪夢に目を覚ます。
ふなっこ氏がこちらのスコアを大幅に上回るスコアを公式ランキングに登録している夢だ。
スコアは32700000点くらいで当時自分が「運の絡む場面が全て上手く行ったらこのくらい行くかな」と思っていたスコア。
コメントは「もう実力だけじゃどうにもならない所まで来たな」だったと思う。

嫌な予感がしたので慌てて公式ランキングを確認する。
やられた。
700点勝ったと思っていたら80万点負けていた。
公式ランキングのUNIT-1ランキング1位は夢で見た状況と同じくふなっこ氏が2位以下に大差を付けてトップになっていた。
違っていたのはスコアとコメント。
夢で見たスコアよりも低かった事によりむしろ冷静になれた。
直前に見た悪夢がクッションになったのである。
そしてふなっこ氏のブログを見ると今回のプレイでUNIT-1は終了との事。
登録されているスコアは3面のボスを14倍で倒し、尚且つベストでなくともそれに近いランダム運を引き当てれば抜ける計算である。
簡単に理想のランダム運を引き当てられるとは思わないが、やるしかない!

「シューティング ラブ。2007」のXbox360への移植が発表されたのもこの頃である。

~つづく~
| コメント(0) | トラックバック(0)